ホームページの重要性を認識していない経営者はいませんが、自社のホームページとなると話は別です。
ホームページを作らないといけないのはわかっていますが、どう活用するかを考えていません。大概は、会社案内のパンフレットをホームページ作成会社に渡し、ホームページを作ってしまいます。できた当初は、取引先などが見に来てくれますが、そのうち更新もされずほったらかしになり、閑古鳥が鳴くことになります。
発注する前に、誰に何の情報を見てもらうか整理しましょう。
例えば工務店であれば
顧 客 - 施工事例、強み・こだわり、会社概要、よくある質問(FAQ)
取引先 - 取引条件
従業員 - ビジョン、経営方針、社歴
求職者 - 中途採用条件、スケジュール
銀 行 - 新着情報(順調にビジネス展開している)
となります。ビジョン、経営方針などは変わることはありませんが、施工事例やFAQなどは日々更新していかなければなりません。
洗い出した情報を元に次はサイトマップを作ります。どんな階層で、どんなページ構成にするか考えます。これがホームページ全体の設計図になります。
個人事業や農家であれば素朴な手作りのホームページでかまいませんが、企業では、ある程度の見栄えが求められます。必然的にホームページ作成会社に頼むことになりますが、おまかせで頼んでしまうと、出来てからこんなイメージじゃなかったということになります。
画面のラフスケッチを描いてイメージをしっかり伝えておきます。全体構成を2列あるいは3列にするのか、メニューをどういう順番で並べるのかなどを決めていきます。
立ち上げたホームページの修正が必要になると、自社では修正できませんので、作ってもらった会社に修正してもらわなければなりません。
多くの企業では作成費については考慮しますが、更新費については考えていません。修正の必要に迫られて見積もりを取り、出てきた見積もりを見て「高いな~あ」になります。修正がたび重なると、こんなにお金はかけられないとなり、やがて更新されないホームページになってしまいます。
では、どうすればいいのでしょうか。
解決の方法はホームページの一部をブログで作ってしまうことです。トップページは事業者と打ち合わせして作りこみ、新着情報を登録するとトップページの新着情報の枠に追加されるようにしますが、ホームページの中身自体はブログのCMS機能を使って更新できるようにします。
施工事例をアップする場合、ブログで日記を追加するように写真と文章を入れるだけで、新しいページが作られ、トップページの施工事例の枠に追加されます。ブログで作成しますので複数ページに出ている情報を修正しても自動的にすべての場所で更新内容が反映されます。以前のような修正漏れが発生しません。
一番のメリットはホームページの一部にブログを組み込みことで、更新を自社で行うことができる点です。更新費の問題は発生しませんし、どんどん施工事例やプレスリリースを情報発信することができます。また見た目も通常のホームページと変わりません。
作成業者に頼む必要があるのはデザイン的に作りこんでもらっているトップページの修正だけです。またブログにはRSS機能がありますので、ホームページの内容が書き換わると自動配信により、プッシュマーケティングを行えます。